新型コロナウイルス関連情報

令和3年12月28日

ナイジェリア政府の措置

1.2021年新型コロナウイルス健康保護規則の発効
 ナイジェリア大統領直下の新型コロナタスクフォースは、2021年1月25日、2021年新型コロナウイルス健康保護規則が同日から発効された旨発表しました。主な内容は、以下のとおりです。(規則全文はこちら。)
 詳細は、下段の2021年1月28日付け領事メールをご確認ください。
 
(1)人と人との間に2メートルの距離を維持する。
(2)閉鎖された空間での50名を超える集会の禁止。宗教的なものは例外とするが、施設の収容キャパシティの50%を超えてはならない。
(3)屋内または屋外に関わらず、以下(4)の規定に従う。
(4)鼻と口を覆うマスクをする者、消毒薬を用いて手を洗った者、検温された者以外は、スーパー、レストラン等の施設への入場を認められない。
(5)検査により陽性結果が確認された者は、隔離や指定された医療機関への入院を拒否できない。無症状者等はこの限りではない。
(6)違反者は、罰金又は/及び6か月の禁固刑に処せられる。
(7)本規則はナイジェリア連邦共和国全土に適用される。
(8)新型コロナタスクフォース、NCDC(国立疾病管理予防センター)及び州政府により公布された他の全てのプロトコールやガイドラインは、明示的に規定される場合を除き、引き続き効力を有する。

2.外出禁止措置等
   新型コロナウイルス対策大統領運営委員会は、2021年5月10日、同11日から、新型コロナウイルス対策第4段階として、夜間外出禁止措置、50人を超える集会の禁止などを継続実施すると発表しました(ロックダウン緩和措置第4段階履行ガイドラインはここをクリック。)

  【現在の主な措置は以下のとおりです。】
●夜間外出禁止措置(午前0時から午前4時まで)
●州間・州内移動:特段の規制なし。
●公共の場、職場、娯楽施設、マーケットなどでのマスク着用義務
●バー、ナイトクラブ、パブは閉鎖を継続。
●レストランは収容定員の50%まで。
●集会等:50人まで。
●宗教関連のイベントの際には、マスク着用を厳格に適用。会場のキャパシティの50%を超える利用は不可。
●企業・官庁:会合はビデオ・電話等によるものとすることを奨励。
●学校:小中学校は2021年1月18日に再開

(参考)これまでの措置
(ア)2020年3月30日午後11時から4週間にわたり,FCTとラゴス州,オグン州における外出禁止措置(total lockdown)を実施。
(イ)2020年5月4日から同年6月3日まで,FCTとラゴス州,オグン州における外出禁止措置を段階的に緩和していくことを承認する一方,国内全土を対象として,夜間外出禁止措置(午後8時から翌午前6時まで),各州間の移動制限,公共の場でのマスク着用義務化などを実施。
(ウ)2020年6月4日から,上記(イ)の措置につき,夜間外出禁止措置の時間帯のみを午後10時から翌午前4時に変更して継続実施(緩和措置として,宗教施設での礼拝を許可)。
(エ)2020年7月1日から,州間移動を許可(除く夜間外出禁止時間)。
(オ)2020年9月4日から,上記(ウ)の夜間外出禁止措置につき,時間帯のみを午前0時から午前4時に変更して継続実施。
(カ)2020年12月21日、今後5週間にわたり新たな制限措置を履行するよう勧告(発表全文はこちら

3.空港閉鎖
(1)国内線
 国内線は,2020年3月27日から発着を停止していましたが,2020年7月8日から段階的に運航が再開されています。
(2)国際線
 国際線は,2002年3月24日から発着を停止していましたが, 2020年9月5日からアブジャ及びラゴスの2都市での発着にて運航が再開し、その後カノ、ポートハーコート及びエヌグでも再開されました。

 
4. ナイジェリア入国時の検疫措置
※本措置については、上記のリンク先をご確認下さい。
 

5.ワクチン接種
(1)ワクチン接種は国家一次医療促進局(National Primary Health Care Development Agency: NPHCDA)のポータルサイト(http:nphcda.gov.ng)を通じて登録する必要があります。当国におけるワクチン接種の費用は無料です。ワクチン接種は日本と同様に、強制ではなく、あくまで御本人の意思に基づき、接種を受けていただくものとなります。同局によれば、登録に当たって国籍等の制限はないとのことです。
(2)ナイジェリア政府によるワクチン接種の方針は次の4つの段階で進められることとなっています。
 ●第1段階:医療関係者、同助手、及び戦略的リーダー
 ●第2段階:50歳以上の高齢者
 ●第3段階:18歳から49歳で高血圧、糖尿病、肺疾患、その他の心臓・肝臓・腎臓疾患等の医療上の合併症を有している方 
 ●第4段階:その他18歳から49歳までの資格ある住民
(3)ワクチン接種に関する問い合わせは、NPHCDAの以下の番号等にお願いします。
【電話】 0700 220 1122
【Email】 info@nphcda.gov.ng

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ナイジェリアにおける感染状況

・https://covid19.ncdc.gov.ng/
・https://www.facebook.com/NCDCgov
   
(NCDC公衆衛生アドバイザリー)
・https://covid19.ncdc.gov.ng/advisory/
 
(NCDC発表の各種ガイドライン)
・https://covid19.ncdc.gov.ng/guideline/

日本の水際対策等

1.ナイジェリアから日本へ入国する際の水際対策措置
 ナイジェリアから日本への渡航・帰国を予定されている方へ」を御確認ください。
 
2.日本での新型コロナウイルス・ワクチン接種を希望する海外在留法人等の皆様へのお知らせ(外務省海外安全ホームページ)
  https://www.anzen.mofa.go.jp/covid19/vaccine.html 

3.  主な乗り継ぎ地における水際対策等
 各国に所在する日本大使館のホームページを参照ください。
 各国の水際対策は頻繁に変更される可能性がありますので、乗り継ぎ国当局のホームページを参照する、搭乗する航空会社に照会する等により最新の情報を確認ください。
(1)英国
https://www.uk.emb-japan.go.jp/itpr_ja/corona.html#uk
(2)フランス
https://www.fr.emb-japan.go.jp/itpr_ja/oshukarafrancenyukoku202101.html
(3)ドイツ
https://www.de.emb-japan.go.jp/itpr_ja/konsular_coronavirus200313-1.html#noritsugiryuiten
(4)エチオピア
https://www.et.emb-japan.go.jp/itpr_ja/11_000001_00426.html
(エチオピア航空 https://www.ethiopianairlines.com/aa/Ethiopian-travel-update)
(5)カタール
https://www.qa.emb-japan.go.jp/files/100224544.pdf

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日本政府機関等関連サイト

首相官邸(新型コロナウイルス感染症対策情報)
http://www.kantei.go.jp/

 外務省海外安全ホームページ(新型コロナウイルス感染症に係る各国の入国制限や日本の水際対策等)
https://www.anzen.mofa.go.jp/


 厚生労働省(新型コロナウイルス感染症に係る検疫措置ついて)
(日本語)
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000164708_00001.html
(英語)
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/newpage_00032.html
(水際対策の抜本的強化に関するQ&A)
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/covid19_qa_kanrenkigyou_00001.html
 

法務省(新型コロナウイルス感染症の拡大防止に係る上陸拒否情報)
http://www.moj.go.jp/hisho/kouhou/20200131comment.html
 

文部科学省(新型コロナウイルスに関連した感染症対策に関する対応について)
https://www.mext.go.jp/a_menu/coronavirus/index.html


運転免許関係手続等における新型コロナウイルス感染症への対応について(警視庁ホームページ)