在ナイジェリア日本国大使館、IITA所長と農業イノベーションにおける強固な連携を再確認

令和7年10月2日

2025年10月2日、鈴木秀雄大使は日本国大使館において、国際熱帯農業研究所（IITA）の Simeon Ehui所長からの表敬を受けました。今回の表敬訪問は、アフリカ全域における農業研究と食料安全保障の推進において、日本とIITAが数十年にわたり協力関係を築いてきたことを示すものです。

鈴木大使は同所長一行を温かく歓迎し、現在約25名の日本人研究者がIITAで活動していること等、継続的な日本とIITAとの関係性を強調しました。

Ehui所長は、日本の持続的な財政・技術支援に対し深い謝意を表明し、今回の訪問が第9回アフリカ開発会議（TICAD9）に際した双方の関係強化を目的とする旨を述べました。また、新ヤムイモ品種の普及拡大やデジタル農業ビジネスプラットフォームを活用した市場アクセス強化の取り組みについて大使に報告すると共に、日本の教育・研究機関等との交流プログラム拡充に強い関心を示しました。

双方は、ナイジェリアにおける農業革新、レジリエンス（回復力）及び持続可能な農村開発への共通の取組を改めて確認しました。