在ナイジェリア日本国大使館、UNIDOナイジェリア・ECOWAS地域事務所の新代表を歓迎、協力強化を模索
令和7年8月27日
2025年8月27日、鈴木秀雄大使は、在ナイジェリア日本大使館で、新たに国連工業開発機関(UNIDO)ナイジェリア・ECOWAS地域事務所代表に任命されたPhilbert Johnson大使を歓迎し、同氏の御着任を祝福しました。30年の経験を有する外交官であるJohnson大使は、ナイジェリアにおけるUNIDOの取組に対する日本の長年の支援に感謝の意を表し、温かな挨拶を述べました。
Johnson大使は、2025年4月2日にナイジェリア政府と締結した国別パートナーシップ計画(PCP)、同年7月3日に合意した産業開発基金(IDF)等、総額約1億7458万米ドルに上る最近の主要成果について概説しました。同大使は、PCPが以下の重点分野に注力することを強調しました:産業政策と戦略的ガバナンスの強化、スタートアップ育成、多様化のための経済特別区設立、バリュー・チェーンの拡充(ナイジェリアの現状は0.5%に対し、世界平均は12%)、太陽光・水力による再生可能エネルギー推進及びSDG9(産業、イノベーション及びインフラ)に沿った市場アクセス改善。
さらに、自動車・鉄鋼・繊維・鉱業・農業等のナイジェリアの基幹産業を再生する機会に関し、民間セクターの参入や、医療・保健分野をはじめとする産業応用に向けた3Dプリント住宅等の革新的な解決策について議論しました。Johnson大使はPCPを成功させるための日本の継続的支援への期待を表明し、日本企業の積極的な参加を呼びかけました。
鈴木大使は、日本政府の支援によるUNIDO連携案件の成功を称賛しました。ナイジェリアにおける持続可能な産業開発を推進するため、UNIDOとの今後の協力に対する意欲を示しました。
本表敬では、日本とUNIDO双方がナイジェリアの産業構造における包摂的成長とイノベーションを推進するため、パートナーシップを深化していくことを互いに確認しました。
Johnson大使は、2025年4月2日にナイジェリア政府と締結した国別パートナーシップ計画(PCP)、同年7月3日に合意した産業開発基金(IDF)等、総額約1億7458万米ドルに上る最近の主要成果について概説しました。同大使は、PCPが以下の重点分野に注力することを強調しました:産業政策と戦略的ガバナンスの強化、スタートアップ育成、多様化のための経済特別区設立、バリュー・チェーンの拡充(ナイジェリアの現状は0.5%に対し、世界平均は12%)、太陽光・水力による再生可能エネルギー推進及びSDG9(産業、イノベーション及びインフラ)に沿った市場アクセス改善。
さらに、自動車・鉄鋼・繊維・鉱業・農業等のナイジェリアの基幹産業を再生する機会に関し、民間セクターの参入や、医療・保健分野をはじめとする産業応用に向けた3Dプリント住宅等の革新的な解決策について議論しました。Johnson大使はPCPを成功させるための日本の継続的支援への期待を表明し、日本企業の積極的な参加を呼びかけました。
鈴木大使は、日本政府の支援によるUNIDO連携案件の成功を称賛しました。ナイジェリアにおける持続可能な産業開発を推進するため、UNIDOとの今後の協力に対する意欲を示しました。
本表敬では、日本とUNIDO双方がナイジェリアの産業構造における包摂的成長とイノベーションを推進するため、パートナーシップを深化していくことを互いに確認しました。