イガンムタイガーFCへのサッカーユニフォーム寄贈
令和7年9月12日



2025年8月16日、鈴木秀雄大使はラゴスを拠点とするサッカークラブ「イガンムタイガーFC」を訪問し、サッカーユニフォーム34セットを寄贈しました。
このユニフォームは、東京2020オリンピック・パラリンピックでナイジェリア選手団のホストタウンを務めた千葉県木更津市から贈られたものであり、オリンピックを契機に生まれた両国の友好関係が、今も草の根レベルで深く育まれていることを象徴しています。
寄贈先であるイガンムタイガーFCは、2016年にナイジェリア人で日本在住のアバヨミ・エグバエロ氏が設立し、その後、カンボジアでもプロサッカークラブを経営する日本人の加藤明拓氏が共同オーナーとなって運営しているサッカーチームです。現在50名以上の若手選手を育成し、そのうち10名はプロを目指して日本でプレーするなど、両国の人的交流においても重要な役割を担っています。また、本年は2名が子供の頃からの夢であったプロサッカー選手となり、Jリーグのクラブと契約しました。
寄贈式典で鈴木大使は選手たちを激励し、「スポーツは、国境を越えて人々の心をつなぎ、ナイジェリアと日本の間に力強い架け橋を築く素晴らしい力を持っています」と述べ、両国の更なる関係深化への期待を表明しました。