日本政府、アナンブラ州における防災能力強化のため緊急機材を供与

令和7年1月30日


2025年1月30日、小嵜仁史臨時代理大使は、国連プロジェクト・サービス機関(UNOPS)連携の補正予算案件「ナイジェリア・アナンブラ州における気候災害への緊急支援(供与額:69万米ドル)」の引渡式に出席しました。式典には、ギルバート・オニェカチュク・イベジム・アナンブラ州副知事、チアマカ・ンナケ・アナンブラ州予算経済計画省長官、フェリックス・チネドゥ・オディメグ州環境省長官他が出席しました。

本案件では、アナンブラ州緊急事態管理庁(SEMA)に対し、洪水や自然災害に対応するための各種車両(トラック及びSUV)、ICT機材(ノートパソコン、コピー機及びGPS車両追跡装置)等、災害現場の緊急対応における必需品を供与しました。日本政府は、災害多発国としての経験を基に、アフリカの持続可能な発展を支援する国際的な責務に基づき、防災支援を行っています。
日本政府は今後も、ナイジェリアをはじめとするアフリカの気候変動への対応と防災能力の強化を支援していきます。