安全の手引き


2014年1月1日

在ナイジェリア日本国大使館

 

 

 

Ⅰ 序言


ナイジェリア政府は、2013年5月、北東部のボルノ州、ヨベ州、アダマワ州に非常事態宣言を発出し、

 

国軍が中心となってイスラム過激派組織の掃討作戦を実施しています(同年11月、6ヶ月の期間延長)。

 

この対テロ作戦により、国軍は、同地域内において移動や通信を制限しています。

 

日本外務省は、これらの地域に、外務省渡航情報「退避勧告」を発出しています。

 

南部では、営利目的の誘拐が多発しており、また、各地で宗教間、部族間の対立も起きています。

 

更に当国では2015年2月に大統領選挙を控えていることから、

 

政治家や政党による政治活動が今後活発化するなかで、

 

政治集会等が行われる場には注意が必要です。

 

 

 

つきましては、その傾向と対策を以下のとおりまとめ「安全の手引き」といたしましたので、

 

日々の生活にお役立てください。

 

なお、引用やナイジェリア側への言及等、そのお取り扱いについては十分御留意ください。

 

また、皆様方からの情報提供、ならびにご意見、ご協力をいただけますよう宜しくお願いいたします。

 

 

 

 

Ⅱ 防犯の手引き


(a)防犯の基本的な心構え

 

(1)「予防こそが、最大の危機管理。」

 

(2)「自らの安全は自ら守る。」

 

(3)「金を惜しむな。命を惜しめ。」犯人が狙うのは車や現金であり、あなたの命ではない。

 

(4)行動の3原則 「目立たない」、「行動のワンパターン化を避ける」、「用心を怠らない」

 

(5)常日頃から治安関連情報に留意し、邦人間での情報交換に努める。

 

(6)犯人が凶器を所持している場合は、抵抗せず、相手を刺激しない。

 

(7)緊急連絡先リストを整備し、電話機の前に置く(短縮ダイヤルに登録することも一案)。外出時には必ず携帯する。

 

(8)精神衛生と健康管理に留意する。

 

(b)最近の犯罪発生状況

 

当国の一般国民の中には、深刻な経済困難に苦しんでいる者もいます。特に都市部における低所得者の生活状況は厳しく、貧富の格差の拡大が、窃盗・武装強盗等の一般犯罪多発の誘因となっています。

 

 

 

 

(c)防犯のための具体的注意事項

 

○住居(選択及び警備方法等)

~住居の安全性が生活面での安全対策の基盤~


住居の敷地境界線

 

建物外周

 

建物内部に3段階の防衛線を設け、各種の危険から防護する。

 

(1)第1次防衛線(敷地内への不法な侵入を抑止することを目的とします。)

 

独立家屋は敷地境界線。集合住宅は共通の出入り口(ロビー玄関外側の扉)。

 

(イ)外塀は高さと堅牢性が充分で、外部から簡単に侵入できない構造にする。

 

(ロ)外部から住宅内部が覗かれないようにする。

 

(ハ)門扉周辺に照明があり、門扉内部から外の安全が確認できるようにする。

 

(ニ)警備員に対する安全面の指導教育を徹底する。
出入者の点検。
門扉の開閉をスムーズに行う。門扉の前に車両を停止させない。
来訪者は、居住者の了解のもと敷地内に入れるよう指導する。

 

(ホ)警備員が異常を発見次第、家人に通報できるシステムの確立(非常ベル等の設置)。

 

(2)第2次防衛線(建物内への不法な侵入を抑止することを目的とする。)

 

(イ)玄関出入り口扉は頑丈なもので、2つ以上の錠前とドアチェーンをつける。玄関先は出来るだけ広範囲に照明を当てる。

 

(ロ)訪問者の確認は玄関扉の覗き穴、インターホン等で行う。(覗き穴から見えない範囲もあるので、二階やその他の部屋の窓から玄関等を観察する)。

 

(ハ)窓、その他の出入り口は、侵入されないように鉄格子や頑丈な鍵をつける(緊急時の脱出用出入り口についても考慮する)。

 

(ニ)夜間の訪問者(使用人含む)には注意し、ドアは開放しないで対応する。

 

(3)第3次防衛線(建物内部の避難区域(通常主寝室)に設定する防衛線。)

 

(イ)主寝室を避難室とすべく出入り口扉を頑丈(鉄製等)にし、覗き穴をつける。

 

(ロ)外部との連絡用の電話・無線機を設置する。

 

 

 

○外出時(スリ、置引き、窃盗、強盗、傷害、暴行、車上ねらい、夜間の行動等)


強盗は、集団でAK47カラシニコフ自動小銃、拳銃、ナタ等で武装している場合が多いので、武装強盗に遭遇した時は、決して抵抗したり、指示に逆らったりしないことが重要です。

言うとおりにしないと、武装強盗は容赦なく人質の生命・身体に危害を加えます。

 

 

【車で移動するときの安全対策】

 

(1)運転手への安全教育を実施する。

 

(2)運転手には、車を完全な状態に保つ義務を負わせ、日々の点検状況を報告させる。
*他方むやみにエンジンルーム内を触り、それが故障の原因になることもあるので注意する。

 

(3)運転手には、ガードマンの自覚を持たせ、緊急事に必要な運転技術を教育しておく。また、緊急時の合図などを決めておく。

 

(4)運転手を待機させる場合は、車のロックを完全にさせ、車から離れた位置から常に車を監視させる。車内での待機は、居眠りの原因となり、強盗が接近してもわからない。離れて監視すると、タイヤをパンクさせる等の不審な行動を察知・排除できる。

 

(5)車の乗り降りの際は狙われやすい。運転手には、不審な車や人物が周囲にいないか注意させながら自分の車に接近させ、車を一周しながら外観の異常及びタイヤ付近の異物を点検させる。

 

(6)車に乗車後は直ちにドア・ロックし、窓は閉めておく。

 

(7)走行中は交通状態を把握し、前方の車あるいは更に前方を見て予測運転が出来るように訓練する。特に前方の障害物、緊急避難用の脇道状況に注意させる。時々後方を確認し、不審者の尾行はないか点検させる。運転姿勢は常に両手で確実にハンドルを握らせる。

 

(8)車の運転は努めて運転手を使用し、夜間の外出は特に注意する。また、遠出する場合は努めて2台以上で行動する。夕刻から夜間及び未明から早朝の外出や遠出の際は、会社や親しい知人(日本人)等に事前に日程・連絡先・ルート等を連絡しておき、帰宅したときに無事を報告する。

 

(9)昼夜を問わず、車両通行の少ない場所、カーブ等で、スピードを落とさなければならないところでは武装強盗に注意する。道路上に不審な障害物を発見した場合は、武装強盗により仕掛けられた罠の可能性がある。適切な車線の変更、Uターン等により危険を回避する。

 

(10)車内では現金と貴重品(パスポート、航空券、鍵等)は別々に保管し、万一の際には、現金・貴金属(腕時計・宝石等)を差し出す。ハンドバッグに全てを入れるようなことは避ける。

 

(11)走行中に車両故障(パンク、エンジントラブル等)が発生した際、移動可能な場合には路上に駐車せずに、レストラン・スーパーの駐車場等、明るい場所に移動後処置する。

 

(12)外出する際には、携帯電話・無線機等の通信機器を常に携帯する。

 

(13)道路地図及び懐中電灯(予備電池を含む)を装備しておく。

 

(14)走行、停車中ともに充分に車間距離をとり、停車する場合でも発進できる程度の間隔を確保しておく。

 

(15)万一、強盗に襲われた際には、ハンドルから手を離さず、犯人の指示に従い行動する。

 

 

 

○生活(近隣者、訪問者、使用人、家族、電話、郵便物、鍵、長期旅行等)

 

(1)訪問者への対応は、ドアを開ける前に身元を確認する。また付近に不審者がいないかどうかも確かめる。

 

 

(2)工事人等は、ドア越しに用件・事務所の電話番号を聞き確認し、自宅内での工事は常に監視する。

*身分証を見せられたからといって簡単に他人を家の中に入れない。

 

(3)電話が掛かってきたときは、すぐにこちらから名乗らない。間違い電話には注意し、決して電話番号は教えない。また、使用人の私用電話にも注意する。

 

(4)鍵全般の取扱いに注意する。入居時には鍵の交換を行う。鍵を紛失した場合は、鍵本体全部の交換をする。予備鍵の作成には特に注意する。

 

(5)休暇時には信頼できる知人に時々室内点検をしてもらうようにする。

 

(6)貴重品は分散保管する。

 

(7)ある程度の手持ち現金を準備しておき、強盗が侵入してきた場合には、抵抗せずに渡す。強盗が1人で侵入してきても、家屋外側等に共犯者(見張り等)がいる可能性があるので、絶対に抵抗しない。

 

(8)使用人の雇用は、努めて信頼できる人から紹介されたものを雇い、身元調査を行い、記録を保管する。

 

(9)使用人に安全上の心得・来訪者の対応要領・電話対応要領などを、機会あるごとに教育する。

 

(10)使用人にスキ(犯罪を誘発する環境)を見せない(場合により突然昼間に帰宅するのも一案)。

 

(11)常に使用人の行動・言葉使い・仕事ぶり・態度等を観察して心情変化をつかみ適切な処置をする。

 

(12)家人の旅行日程、外出等の行動予定を使用人に知らせる場合は、注意を払い必要最小限に止める。

 

(13)長期旅行等に出かける際には、事前に使用人に知らせることは避ける。(事前に現金を準備していると思われます。)

 

(14)多額の現金を保管する際には、使用人に悟られないよう、その保管場所にも細心の注意を払う。使用人、警備員が脅迫されて訪問者を誘導してくることを想定し緊急事におけるドアベルの合図を決めておく。

 

 

 

 

(d)交通事情と事故対策

(1)交通事情、運転マナー
アブジャは比較的道路が整備されてきていますが、ラゴスをはじめとする他の地方都市では、未だ整備されていない道路が多く、運転が困難(特に雨季)な上、渋滞も頻繁に発生しています。また、当国人の一般的な運転常識の知識不足等から、運転マナーは非常に悪く、運転には細心の注意が必要です。最近では政治的理由やストライキなどの理由から、ガソリンスタンドにおいて長蛇の給油待ちを強いられることが多く、できる限り頻繁にガソリンの補充を心がけてください。

 

(2)交通違反及び交通事故
主要幹線道路の至る所で軍・警察による検問が行われており、中には、不当に金銭を要求されることがあるので注意が必要です。交通事故の際には、周囲に野次馬が集まり、車両や身体に危害を加えられる恐れがあること、また警察官も事故当事者の自国民を優遇する傾向(自国民の主張を優先的に聴取する)にあることから、身体の安全を確保した上で、自身の会社や組織等へ連絡し、現地スタッフに対応してもらうなど、緊急時の対応を検討しておく必要があります。

 

 

 

(e)テロ・誘拐対策

 

(1)テロ対策

 

(イ)爆弾テロに巻き込まれる可能性のある危険な区域には近寄らない。

 

(ロ)テロリストの意図・能力などを分析し、テロの脅威を判断する。

 

(ハ)日頃から常に警戒心を怠らず、テロに対する抑止力を高める。

 

 

 

(2)誘拐事件対策
当国では、南部の河川域に広がる石油産出地帯(ナイジャーデルタ地域)及びその周辺において、外国人の誘拐事件が多発しています。最近の傾向としては、従来ターゲットとなっていた石油関連企業の社員(外国人)に加えて、国内有力企業の経営者や役員又はこれらの家族(ナイジェリア人富裕層)をターゲットにした営利目的の誘拐事件が発生するなど誘拐対象が多様化しているほか、誘拐事件の発生現場がナイジャーデルタ地域から周辺各州へ拡散しています。

(1)「用心を怠らない」
単独行動を避けるとともに,常に周囲の状況に注意しながら行動してください。無警戒に行動すると誘拐犯にねらわれるおそれがあります。

(2)「行動を察知されない」
毎日同じ行動(経路や時間帯)をとると,相手側に犯行に及びやすい場所で待ち伏せ等されますので,パターンを変えた行動をとることが大切です。

 

(3)「目立たない」
派手な衣装や高価な装飾品,バッグ等を持ち歩くのは危険です。腕時計等も,日本人は高価な腕時計をしているという観念を持たれているので,身につけるのは危険です。

 

 

(f)緊急連絡先

 

○警察、消防、救急車、医者、病院、公安、滞在許可、観光局、法律相談等

 

(1)警察署:199

 

(2)消防署:119

 

(3)病院

 

 

(イ)アブジャ
ラゴスと比べて医療面で遅れており、欧米でトレーニングを受けた医師もほとんどおらず、医療機関も限られています。

 

(a) Zankli Medical Center(ザンクリ・メディカル・センター)

 

住所:Plot 1021, B5, Shehu yar'Adua Way, OPP. Ministry of Works, Utako District
電話:(09)-523-6854, 670-7273~5
URL:http://www.zankli.com/
概要:診療科目は一般内科、産婦人科、小児科、皮膚科、耳鼻科、眼科、歯科など多岐に渡ります。X線撮影装置、CT、マンモグラフィー、超音波検査装置を備えます。特別室も備えています。マラリア検査は免疫抗原検査でも可能です。併設の薬局とともに24時間体制で救急患者にも対応しています。

 

(b) St. Francois Medical Centre(サン・フランソワ・メディカル・センター)

 

住所:Plot 501, Bangui Street, Wuse II, Abuja
電話:(09)-461-8452
概要:手術室はありません。X線装置は古いですが血液検査の機器は新しく、各種ワクチンも揃っています。入院ベッドは3床あります。

 

(c) Abuja Clinic(アブジャ・クリニック)

 

住所:#22 Amazon Street, Maitama, Abuja
電話:(09)-413-7020~6
URL:http://www.abujaclinics.com/
概要:私立の総合病院で料金は高めです。外交団が多く利用する病院です。デジタルX線装置、CT装置や人工透析の設備(3台)あります。ベッドは37床ですが個室は少なくほとんどが2人部屋です。救急車と搬送車を備え、救急車にはAEDも搭載しています。

 

(d) National Hospital (ナショナル・ホスピタル)

 

住所:132 Central Distrikut, Phase2, Garki District
電話:(09)-234-2686-89
URL:http://www.nationalhospitalabuja.net/
概要:国立総合病院。総合病院として歯科も含め一通りの診療科を備え、手術も積極的に行っています。Abuja市内で、唯一ICUを備える病院ですので、Abuja市内で医療搬送が必要となるような最重症の場合には必ず利用することになります。

 

(e) Nizamihe Hospital

 

住所:1 Pilot 113 Sector S. Cadastral Zone Life Camp. Abuja
電話:90 291 5173-5
URL:なし
概要:2013年8月に開院した新しい病院です。設備も最新のものが揃っており、ICU・CTも備えます。トルコ人医師が約10名在籍し、脳外科、一般外科、産婦人科、心臓、小児科、眼科、内科(糖尿病の専門医あり)、泌尿器科、神経内科、耳鼻科(ENT, Head and Neck)、歯科、麻酔科、放射線科、整形外科を標榜しています。救急は24時間医師が待機しています。

 

(f) 空港クリニック:アブジャ国際空港にはクリニックはありません。

 

(g) Lagrent Dental Clinic(ラグレント・デンタル・クリニック)

 

住所:Floor 2, Transcorp Hilton Hotel, 1 Aguiyi Ironsi Street, Maitama, Abuja
電話:(09)-413-1811 内線6817, ファックス:(09)-413-7899
URL:http://www.smiledentalgrp.com/website/lagrent.html
概要:ヒルトンホテル内の歯科医院です。小さな施設ですが設備は新しく清潔感があります。比較的高額です。
診療時間 月曜日―金曜日 午前9時~午後9時、土曜日 午前9時30分~午後5時

 

(h) Ideal Dental Clinic(アイディーアル・デンタル・クリニック)

 

住所:Basement shop 1, Ceddi Plaza, Plot 264 Tafawa Balewa Way, Central Area, Abuja
電話:09-4611508、0808-029-8682、07088495218
URL:http://www.idealdentalservices.com/
概要:3人の歯科医師で経営しており、清潔感があります。

 

 

(ロ)ラゴス
医療環境は改善してきています。下記に示した以外にも医療機関は多数あり、欧米でトレーニングしたドクターも増えつつあります。

 

(a) St. Nicholas Hospital(セントニコラスホスピタル)

 

住所:57 Campbell St.
電話:(01)-260-0070~79
URL:http://saintnicholashospital.com/
概要:歴史のある病院です。75床の一般内科、外科、産婦人科、小児科の総合病院ですが、小児科は常勤医はいません。夜間は常時2人の医師が勤務し24時間受診可能。CT、超音波、X線検査が受けられます。生体腎移植の手術が行われています。

 

(b) Kamorass Specialist Clinics(カモラススペシャリストクリニック)

 

住所:238 Muri Okunola Street, Victoria Island
電話:(01)-261-2799
概要:英国でトレーニングしたドクターとナースが勤務していて、設備も整っています。英国、米国の在外公館館員が利用しています。

 

(c) Eko Hospital(エコー病院)

 

住所:1 Mobolaji Bank-Anthony Way, Ikeja
電話:(01)-497-8800~9
URL:http://www.ekohospitals.com/current_operations.html
概要:空港シェラトンホテルに近接。CTも装備しています。

 

(d) Reddington Hospital(レディントンホスピタル)

 

住所:12 Idowu Martins Street, Victoria Island, Lagos
電話:(01)-262-1234, 262-1244, 271-5340~9
URL:http://www.reddingtonhospital.com/home.htm
概要:2006年3月にThe Heritage Hospital & The Cardiac Center(ヘリテージ病院及び心臓センター)から総合病院となりました。外観と内装はきれいで清潔感があります。常勤は3人で、循環器科、外科、産婦人科、小児科、整形外科、耳鼻咽喉科、眼科を標榜しています。病室はほとんどが個室でテレビ、エアコン、バス付きです。病院専有の救急車がありますが1回の使用料は1,000米ドル以上します。MRI、CT、マンモグラフィなどを備えます。

 

(e) Ave MARIA HOSPITAL(セント・マリア・ホスピタル)

 

住所:Plot 722A Adetokunbo Ademola Street, Victoria Island, Lagos
電話: (01)-461-7755, 461-7756
URL:なし
概要:ロシア人夫婦(夫が内科医、妻が小児科医)による経営で、1995年末に開院し1996年6月に現在の場所に移転しました。24時間体制で救急車もあります(ドライバー2名が交替で待機)。手術室が1室あり、産婦人科や外科の手術も可能ですが、手術に携わる医師は常勤ではありません。入院施設は2人部屋が5部屋あり、各部屋にトイレ・バスが付いています。各種予防接種も行っています。この病院は小規模ですが邦人の利用が多い病院です(基本的に内科系)。超音波等の医療機器は古めです。2012年には移転して、CT、MRIなどを装備した病院となるとのことです。

 

(f) International SOS Clinic Lagos

 

住所:1 Thomson Avenue, Ikoyi, 1012331,Lagos
電話:(01)4613-608/609 緊急用:(01)-77-56080
URL:http://www.internationalsos.com/en/about-our-clinics_4011_3937.htm
概要:SOSインターナショナル直営クリニックです。長期滞在者の場合にはプリペイドプログラムに加入しなければ受診できません。旅行者の場合は、加入旅行保険によっては同クリニックと契約しており診察を受けられる時があります。

 

(g) Schubbs Dental Clinic(スカッブス歯科医院)

 

住所:Ikoyi office : 22B Milverton Rd Ikoyi (opp. St.Savior's School) Apapa office : 5 Douala Road, Apapa
電話:Ikoyi office : (01)- 461-5195 / 461-5196 / 472-4513
Apapa office : (01)472-8977 / 7739225 /
(cell phone) 0803-334-6366
Dental Emergency consult :0803-322-8553 (cell phone)
URL:http://schubbsdental.com/
概要:清潔感があり、設備も整っています。

 

 

(4)移民局

 

(イ)アブジャ
Nigeria Immigration Service, Headquaters
Sauka Village, along Airport Road
電話番号:(080)3317-6250

 

(ロ)ラゴス
Immigration Service, Lagos Command, Ministry of Internal Affairs AlagbonClose,
Ikoyi, Lagos.
電話:電話不通

 

(5)大使館

在ナイジェリア日本大使館(アブジャ)(ナイジェリア国番号:234)
電話番号:(09)461-2713、461-2714、461-3289、461-3290
ファックス:(09)461-3288、870-600-315-545(衛星電話ファックス)

 

 

○簡単な緊急時の現地語表現
地域、部族などにより現地語はありますが、全国的に英語が通じます。態度や言葉を荒げず相手に理解を求めてください。

 

 

 

 

Ⅲ 在留邦人用緊急事態対処

 

(a)平素の準備と心構え(在留届の提出、連絡体制の整備、退避場所、携行品及び非常用物資の準備


(イ)在留届
当地に3か月以上滞在される方は、緊急時の連絡などに必要なので、到着後遅滞なく在ナイジェリア日本国大使館に「在留届」を提出してください。また、住所その他の届出事項に変更が生じたとき又はナイジェリアを去る(一時的な旅行を除く)ときは、必ずその旨を届け出てください。なお、ナイジェリアでは、56日以上滞在される場合は、到着後21日以内に居住地を管轄する移民局事務所で外国人登録を行う必要があります。

 

(ロ)連絡体制の整備
通信手段を確保してください。予め連絡先等を登録し、直ぐに使える状態にしてください。

 

(ハ)退避場所
病院、消防署等身の安全を確保出来る可能性のある場所を確認してください。

 

(ニ)携行品及び非常用物資の準備
不足の事態に備え、平素から食料、飲料水、医薬品、燃料等を備蓄しておくとともに、自動車等の移動手段を確保して、常に整備点検を心掛けるようにしてください。また、情報収集に努めてください。

 

日本旅券は、申請から交付まで数週間の時間がかかります。有効期限の1年前から更新が可能です。早目に、更新するようにしましょう。

 

 

(b)緊急時の行動(基本的心構え、情報の把握、公館への通報等、国外への退避)

 

(イ)近くにいる警察官、最寄りの警察署へ通報
電話事情が悪いため、緊急時にすぐに警察に電話が繋がらない可能性もありえます。たとえ連絡できたとしても、警察側の移動手段の不足等により、警察による迅速な対応が期待できない可能性もあります。

また、当国の警察は、自動小銃や散弾銃等で武装し、必要以上に威圧的な態度を取り、中には、金品等の報酬を要求される可能性もありますので、警察官への対応は慎重かつ冷静に行ってください。

 

(ロ)知人へ連絡
被害直後は、冷静な判断を欠く場合があるため、友人、知人等に連絡し、協力を求めた方がより適切な対応を取ることができます。

 

(ハ)必要に応じ、大使館に連絡してください。

 

 

Ⅳ 結語


この安全の手引きは、注意事項を列記したに過ぎず、安全な滞在には不断の努力と柔軟な対応が必要不可欠です。

社会、制度、インフラ、人心など全ての面において不安定で、確実性・信頼性は著しく低く、思いやりや察しはありません。適切なコミュニケーションを図り、金品等の所持が相手の目に触れなければ、第一次遭遇は無難にやり過ごせるでしょうが、親しい間柄でも油断は大敵です。

また、こうした生活の中で思いがけず優しい言葉や親切に触れることもありますが、気まぐれで一過性のものであり、その人間性を推し量る材料にはなりません。